ブレーキ延長作業工程その1
アトミックのセントロのブレーキを延長しました。
既存のブレーキのまっすぐな部分でカットし、間をステンレスパイプを間に入れました。
いかに綺麗に、かつ抜けないようにするか・・・そこがポイントです。
ブレーキ延長職人:大町@231号さん
板:ATOMIC BetaCarve9.11(98年モデル)
ビンディング: ATOMICセントロ4.12
パイプ:ステンレス(SUS303)外径6φ、内径5φ(肉厚)0.5 ミリを使用。 東急ハンズで購入。 1mもので、1本440円。
鋼材表によると、外径7φ、内径5φ(肉厚1ミリ)という(SU S304)パイプもあるそうです。
ボンド:電気化学工業株式会社の「ハードロック」。2液のアクリル系接着剤。東急ハンズで購入。890円。
作業前のブレーキです。雪面にほとんど接せず、いつも一人で走っていってくれました。(^^; 非常に危険でしたので、延長したわけです。 |
まずは養生です。ガムテープでこれでもかというくらい、しっかりと養生しました。 |
ブレーキの金属部分を金鋸でカットします。今回は機械がありましたので、楽でした。まっすぐな部分が非常に短いので、とても苦労しました。 |
延長パイプをカットします。事前に希望の長さになるようにメジャーで測っておきます。この場合は6cmでした。 |
ブレーキ部分も、カットしたパイプも、サンダーでバリを取ります。 |
ここがポイント。溝をサンダーで付けておきます。 |
溝を付けたブレーキ部分。 今回は1カ所だけでしたが、裏表両面に溝を付けて締めた方が強度は高まりますが、1カ所でも十分しっかりしていました。 |
ハードロックという金属用強力瞬間接着剤(2種類のボンドを混ぜるタイプ)を塗ります。これも東急ハンズで購入しました。 |
金槌で溝の上から、パイプを叩いて、ちょうどかみ合うよう、かしめます。これで抜けなくなります。 |
これでブレーキ部分が完成しました。 |